プレイステーションの歴史

家庭用ゲーム機に革命をもたらしたと言われるPlayStation(プレイステーション)。「プレステ」の愛称で親しまれ、全世界での出荷台数は1億台を超えました。ソニー・コンピュータエンタテインメントから1994年に初代プレイステーションが発売され、それから現在に至るまでゲーム機は目覚ましい進歩を遂げています。今回はプレイステーションの進化の歴史について振り返ってみたいと思います。

初代PlayStation(据置型)

1994年12月3日発売。それまでの家庭用ゲーム機が2次元表現しかできなかった16ビット機なのに対して、初代のプレイステーションは32ビットになり、3次元コンピューターグラフィックスに対応しています。これにより立体的で奥行間のある映像表現が可能となりました。カクカクとしたポリゴン映像に懐かしさを覚える方も多いのでは?初代プレステで発売されたゲームソフトは3,200タイトルを超えます。これは数あるゲーム機のなかでもダントツで多いタイトル数です。「ファイナルファンタジー」(FF7)「ドラゴンクエスト」(DQ7)「メタルギア」(MGS)など今でも続く名作ソフトがリリースされています。(タイトル後ろのカッコ内がプレイステーションで発売されたタイトル)

PlayStation 2(据置型)

2000年3月4日発売。プレステの次世代機として開発されたプレステ2はグラフィックの性能が格段に向上しました。それだけでなくDVDの再生機能も搭載していたことからDVDメディアの普及に大きく貢献しました。また初代プレステとの互換性もあった為、既存のユーザーをそのまま取り込むことに成功しています。そして、プレステ2は次世代機にあたるプレステ3が発売された2006年以降も、モデルチェンジを繰り返しながら2012年まで発売されました。その為、出荷台数は全世界で1億5千万台以上となっています。これはゲーム機としては最も多く、まさに歴史に残る名機といえるでしょう。

PS one(据置型)

2000年7月7日発売。当時すでにプレステ2がありましたが、気軽に持ち運びができるハードとして発売されました。PS oneは初代プレステの性能はそのままに、1/3までに小型化・軽量化したモデルです。丸みを帯びたフォルムが特徴的でとても可愛らしいデザインとなっています。別売で専用の液晶モニターも取り付けることが出来たため、外出先や旅行先でも楽しむことが出来ました。修学旅行で先生に見つからないようにこっそり持ち込んだ方もいるのでは?クラスに一人はいましたよね。

PSX(据置型)

2003年12月13日発売。ハードディスク搭載のDVDレコーダーにプレステ2の機能を併せ持ちます。当時はハイブリッドレコーダーとして発売されました。ゲームはもちろんアナログ放送のテレビ番組を録画して楽しむことも出来ました。PSPと連携できたことも特徴で、録画したテレビ番組をメモリースティックデュオに記録してPSPで視聴できました。また、クロスメディアバーと呼ばれるユーザーインターフェース(メニュー)を最初に導入した機種でもあります。高性能ではありましたが、販売価格も高額でありました。その為か生産期間は約2年でゲーム機ハードとしては短命に終わりました。

PlayStation Portable(携帯型)

2004年12月12日発売。Play Station Portable(プレイステーション・ポータブル、略称: PSP)は、PS10周年を記念して発売された携帯型ゲーム機です。小型ながらPS2と同レベルのグラフィック性能を有し、マルチメディア視聴機能やインターネット通信なども搭載されていました。まるでスマートフォンの原形といえるほどハイスペックな機能であり、そのクオリティは当時の人々に衝撃を与えました。液晶ディスプレイは4.3インチ。PCやPS3などから動画や音楽を取り込んで再生できる、ポータブルメディアプレイヤーとしても注目を集めました。「モンスターハンターポータブル」シリーズは大ヒット作品となり、もはや社会現象ともいえるほどゲーマーたちを熱中させました。PSP-1000シリーズ、PSP-2000シリーズ、PSP-3000シリーズ、PSP-E1000シリーズが発売されました。本体の厚さ、TV出力機能、マイク機能など色々な差がありますが、1番の違いは画面の美しさ。 とはいっても、PSP-1000は汚くてダメだ!というレベルではなく、両者を並べると差があるな、と分かる程度です。 ただ、今現在PSP-1000を探すのは逆に難しいかもしれません。 2000や3000の方が何倍も見つかりやすいと思います。注意すべき所はバッテリーとアナログパッド。 PSPは生産されてから時間が経っており、未使用新品でもバッテリーは完璧な状態ではありません。 何度も充電された中古品ならなおさらです。十分な電力を供給できる「時間」は短くなっている事でしょう。物によっては劣化が進み、膨張して危険な場合もあるので注意です。

PlayStation 3(据置型)

2006年11月11日発売。発売当初はすべて大文字のPLAYSTASION3という表記を使用していました。PS2の次世代機として開発されたPS3は、Cell Broadband EngineやBlu-ray Disc、HDMIや7.1chサラウンド、高精細解像度対応など、世界的な高精細度テレビジョン放送の移行に伴う形で進化し、当時の映像技術の最先端をこれでもかと盛り込んだスペックとなっており、PSからPS2への進化の際に味わった映像美への感動を、再び味わわせてくれました。 その一方で、生産体制がなかなか整わなかったことで、品薄状態が比較的長く続いてしまったのも印象深いエピソードとして残っています。また、モデルによって違いがあるもののPS/PS2互換性があり、CECHB(20 GBモデル)/CECHA(60 GBモデル)のPS3ではPS/PS2用ソフトを、CECHH(40 GBモデル)からCECH-4300(500 GBモデル)まではPS用ソフトがプレイ可能です。ただし、ディスクと本体のリージョンが一致しない場合はゲームを起動できないです。初代PSのタイトルをDLして遊ぶことができる「ゲームアーカイブス」に対応しているのも大きなポイントです

PlayStation Vita(携帯型)

2011年12月17日発売。PSPの後継機として開発され、ハイスペックな機能やインターネット通信プレイなどで注目されました。クアッドコアのCPU/GPUに合計640MBのメモリは、当時の携帯型ゲーム機としては異例のスペックでした。PCH-1000シリーズでは有機ELディスプレイが搭載されるなど、現在のゲーム機につながる画期的な取り組みも行なわれました。特徴的なのが、ゲーム機背面に搭載されている背面タッチパッドです。背面タッチパッドをこすることで崖を上る動作を行えるなど、従来にはない操作感が魅力的でした。「マインクラフト」や「ゴッドイーター」など名作ソフトも多数ありましたが、世界的なヒット作には恵まれず、売上台数は1,600万台にとどまりました。PCH-1000、PCH-2000、据置型のPS Vita TV(VTE-1000)が発売されました。違いとしては

・値段が違う
・旧型260g→新型219g
・ボタン周りが多少変更
・薄くなった
・液晶が有機EL→IPS液晶
・充電しやすくなった

1.値段が違う

旧型(PCH-1000):新品30000円程度
新型(PCH-2000):新品35000円程度

2.重量が違う

旧型260g→新型219gと軽くなりました

3.ボタン周りの変更

新型はボタンが微変更されています。というのも、スタートセレクト・PSボタンが楕円形から丸くなり、さらに少しだけ出っ張ることで押しやすくなりました。

4.薄くなった

PCH-1000が厚み18.6mmで、PCH-2000が15.0mmに変更されました

5.液晶が有機EL→IPS液晶へ変更

人それぞれ違いがありますが、初期型の有機EL画面を推す方が多く感じられます。

6.充電しやすくなった

充電ケーブルが旧型ではオリジナル端子だったものが、新型ではmicro USBに変更されています。

PlayStation 4(据置型)

2014年2月22日発売。PS3から順当な進化を果たした次世代機でネットワーク機能が強化されており、バックグラウンドで自動ダウンロード・インストールする機能や、自分のプレイ動画を公開したりフレンド間でゲームプレイ中継を行うといった「シェア」機能、スマホやタブレットなどからの「リモートプレイ」機能など、ネットワーク機能が大幅に強化されています。また別売りのPlayStation VRと「VR対応」と表示されたゲームソフトを用意することで、VRゲームを楽しめるようになったのもPS4からです。2016年11月10日には4K解像度 (2160p) などに対応したハイエンドモデルとしてPlayStation 4 Pro (PS4 Pro) が発売されています。

PlayStation 5(据置型)

2020年11月12日発売。PS4の後継機として開発され、超高速SSDにより読み込み速度が飛躍的に向上しています。プロセッサにはAMD製のRyzen CPUと Radeon GPUを搭載し、4K/120Hz出力とリアルタイムレイトレーシングに対応しています。「Tempest 3Dオーディオ」と呼ばれる専用プロセッサを用いた立体音響を備え、Dual Senseコントローラはハプティクスが強化されました。また、ほとんどのPlayStation 4およびPlayStation VRゲームに対して後方互換性があります。またPS5には、ディスクドライブを備えた「通常モデル」とディスクドライブのない「デジタル・エディション」の2種類が用意されており、通常モデルはUltra HD Blu-rayに対応するなど、PS2から続くメディアプレイヤーとしての側面も継続しています。別売りのPlayStation VR 2(PS VR2)とPS VR2用ソフトを追加すれば、解像度2000x2040および進化したセンサ技術で深い没入感を実現したVRゲームをプレイすることもできます。

まとめ

今回はプレイステーションの歴史について紹介してきました。これまでの歴史を振り返って、当時の思い出に浸って旧ハードで遊んでみたいと思う人もいるのではないでしょうか?ぜひこの機会に、懐かしのゲームや当時気になっていたゲームにチャレンジしてみてください。

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