「暑い夏を快適に! 扇風機の選び方とおすすめモデル

目次
扇風機の種類
扇風機にはおなじみのリビング扇から、近年人気の高いスリムなタワー型や首振り機能付きの壁掛け扇風機など、さまざまな種類の扇風機があります。
1. リビング扇(リビングファン)
最も一般的な扇風機です。首振り機能やリモコン付きなど、機能が充実しているものが多いです。
2. タワー扇(タワーファン)
スリムなデザインで場所を取らないのが特徴です。風量が少ないものが多いですが、首振り機能やリモコン付きのモデルもあります。
3. サーキュレーター
サーキュレーターの画像新しいウィンドウで開く
直進性の高い風で、室内の空気を循環させるのに適しています。夏は涼しく、冬は暖房効率を高めることができます。
4. 壁掛け扇
壁に掛けて使用する扇風機です。省スペースで、高い位置から風を送ることができるので、エアコンの冷暖房効率を高めるのに役立ちます。
5. 据え置き扇(工業扇)
卓上や床に置いて使用する小型の扇風機です。一人暮らしの方や、狭い部屋で使うのに適しています。
6. クリップ扇
机やベッドなどに挟んで使用する扇風機です。首振り機能やリモコン付きのモデルもあります。
7. ハンディ扇
持ち運びに便利な小型の扇風機です。外出先やレジャーなどに最適です。
8. 充電式扇風機
コンセントがなくても使える充電式の扇風機です。停電時や屋外での使用に役立ちます。
9. 除湿機能付き扇風機
扇風機と除湿機が一体になった家電です。梅雨時期や湿気の多い場所に最適です。
10. 温風機能付き扇風機
扇風機とヒーターが一体になった家電です。夏は涼しく、冬は暖かく使えるので、一年を通して活躍します。
扇風機を選ぶ際には、使用場所や用途、機能などを考慮して選ぶとよいでしょう。

各扇風機の特徴
1.リビング扇(リビングファン)
リビングファンの利点には次のようなものがあります。
・涼しい風を送る: リビングファンは、首振り機能や風量調節機能など、涼しい風を送るための機能が充実しています。
・部屋全体を涼しくする: リビングファンは、広範囲に風を送ることができるので、部屋全体に送風することができます。
・省エネ: リビングファンは、扇風機に比べて消費電力が少ないので、省エネです。
・静音: リビングファンは、扇風機に比べて静音設計のものが多いので、寝室などでも使用することができます。
・インテリア性: リビングファンは、デザイン性の高いものが多いので、インテリアとしても楽しめます。
リビングファンの欠点には次のようなものがあります。
・価格: リビングファンは、機能やリモコンの有無などにより価格が高いものがあります。
・場所を取る: リビングファンは、扇風機に比べて場所を取るものが多いです。
・掃除が面倒: リビングファンは、羽根の掃除が面倒です。
・風当たりが強い: リビングファンは、風当たりが強いので、直接体に当たると冷えすぎる場合があります。
リビングファンを選ぶ際のポイント
・風量: 風量は、部屋の広さに合わせて選ぶ必要があります。
・首振り機能: 首振り機能があると、部屋全体に風を送ることができます。
・風量調節機能: 風量調節機能があると、自分の好みに合わせて風量を調節することができます。
・静音性: 静音設計のものを選ぶと、寝室などでも使用することができます。
・インテリア性: 自分の部屋のインテリアに合ったものを選ぶと、おしゃれに楽しめます。
2.DCモーター扇風機
DCモーター扇風機は、従来のACモーター扇風機に比べて、次のような多くの利点があります。
・省エネ: DCモーターはACモーターよりも効率が高いため、電気代を節約できます。
・静音: DCモーターはACモーターよりも動作音が静かです。
・風量の微調整: DCモーターは、ACモーターよりも風量の微調整が可能です。
・長寿命: DCモーターはACモーターよりも寿命が長いです。
DC扇風機は、次のような場合におすすめです。
・電気代を節約したい方
・静音性の高い扇風機が欲しい方
・風量の微調整をしたい方
・長持ちする扇風機が欲しい方
DC扇風機は、価格はACモーター扇風機よりも高価ですが、上記の利点を考えると、十分に検討する価値のある選択肢と言えます。
リビングファンは、涼しい風を送ることができるだけでなく、省エネや静音など、多くのメリットがあります。しかし、価格や場所を取るなど、デメリットもあります。リビングファンを選ぶ際には、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
3. タワー扇(タワーファン)
タワーファンは、スリムでスタイリッシュなデザインが特徴的な扇風機です。従来の扇風機に比べて、以下のような利点があります。
・省スペース: タワーファンは、スリムな形状のため、場所を取らずに設置できます。
・安全性: タワーファンは、羽根がむき出しになっていないため、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。
・デザイン性: タワーファンは、スタイリッシュなデザインのため、インテリアとしても楽しめます。
一方、タワーファンには以下のような欠点もあります。
・価格: タワーファンは、従来の扇風機に比べて価格が高い場合があります。
・風量: タワーファンは、従来の扇風機に比べて風量が弱い場合があります。
・首振り機能: タワーファンは、首振り機能の範囲が狭い場合があります。
タワーファンを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・風量: 風量は、部屋の広さに合わせて選ぶ必要があります。
・首振り機能: 首振り機能の範囲が広いものを選ぶと、部屋全体に風を送ることができます。
・タイマー機能: タイマー機能があると、消し忘れを防ぐことができます。
・リモコン: リモコンがあると、遠くから操作できて便利です。
・デザイン: 自分の部屋のインテリアに合ったものを選びましょう。
4. サーキュレーター
サーキュレーターは、室内全体の空気を循環させるために使用されるファンの一種です。通常、リビングファンよりも小さく、首振り機能と高さ調節機能がないことが特徴です。多くのサーキュレーターには、リモコン、タイマー、さまざまな風量設定などの追加機能も備わっています。
サーキュレーターの利点には次のようなものがあります。
・空気の循環を助け、エアコンとの併用で部屋全体を涼しく快適に保つことができます。
・天井扇風機よりも静かです。
・さまざまな機能を備えたモデルが多数あります。
・比較的安価です。
サーキュレーターの欠点には次のようなものがあります。
・床置きなので、スペースを取ることがあります。
・天井扇風機ほど強力ではありません。
・首振り機能や高さ調節機能がないモデルもあります。
サーキュレーターを購入する場合は、部屋の大きさ、必要な機能、予算などを考慮することが重要です。また、ファンが安全基準を満たしていることを確認してください。
その他にサーキュレーターの用途には、以下のようなものがあります。
・部屋干し洗濯の乾燥
・暖房や冷房の効率向上
・換気の改善
・暑い時期の快適性を向上させる
・虫よけ
サーキュレーターは、さまざまな目的に使用できる汎用性の高いツールです。部屋の空気を循環させ、より快適な生活空間を作るのに最適な方法です。

5. 壁掛け扇
壁掛け扇風機は、壁に取り付けて使用する扇風機です。床置きの扇風機よりも省スペースで、天井扇風機よりもターゲットを絞った風を送ることができます。壁掛け扇風機は、通常、リモコン、タイマー、さまざまな風量設定などの追加機能を備えています。
壁掛け扇風機は、スペースが限られている場所や、特定のエリアに風を送りたい場所に最適です。また、天井扇風機ほど強力ではないため、静かな環境を維持したい場所にも最適です。
壁掛け扇風機の利点には次のようなものがあります。
・省スペースです。
・特定のエリアに風を送ることができます。
・天井扇風機よりも静かです。
・さまざまな機能を備えたモデルが多数あります。
・比較的安価です。
壁掛け扇風機の欠点には次のようなものがあります。
・コンセントの位置が遠いと延長コードでつながなければならないケースがあります。
・タイプによっては壁に穴をあけないと設置できない場合もあります。
その場合に、壁や下地が弱い素材だと設置しても不安定になりますので、壁材や下地を補強する必用がでてくるケースもあります。壁が弱いとどうしても不安定になりがちで、年数が経つごとに設置したままだと、だんだん緩んでくる可能性もあります。
6. 据え置き扇(工業扇)
工業扇は、強力な風量と耐久性を備えた大型の扇風機です。工場、倉庫、ガレージなどの商用施設で使用されることが多いです。工業用扇風機は、さまざまなサイズとスタイルで利用でき、床置き、壁掛け、天井取り付けなどがあります。
工業用扇風機は、次のようなさまざまな目的に使用できます。
・換気: 工業用扇風機は、新鮮な空気を室内に循環させ、室内のほこりや煙を取り除くのに使用できます。
・冷却: 工業用扇風機は、人や機器を涼しく保つために使用できます。
・乾燥: 工業用扇風機は、床や機器を乾燥させるために使用できます。
・煙の除去: 工業用扇風機は、煙やほこりを空気から除去するために使用できます。
工業用扇風機の利点には次のようなものがあります。
・強力な風量を発生させることができます。
・耐久性に優れています。
・さまざまなサイズとスタイルでご利用いただけます。
・さまざまな目的に使用できます。
工業用扇風機の欠点には次のようなものがあります。
・騒音が多い場合があります。
・高価な場合もあります。
・場所をとる
・大きく重いため動かしづらい
・足をかけて転びやすい、倒すと破損の危険が大きい設置と取り扱いが難しい場合があります。
7. クリップ扇
クリップ扇風機は、小型で場所を取らずどこにでも取り付けられるため、近年人気が高まっています。デスク、ベッド、ベビーベッドなど、様々な場所に設置できます。また、コードレスで持ち運び可能なものもあり、アウトドアや災害時の備えにもおすすめです。
クリップ扇風機を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・サイズ: デスクや設置場所に合ったサイズのものを選びましょう。
・風量: 風量の強いものが欲しい場合は、DCモーター搭載のものを選びましょう。
・静音性: 静音性を重視する場合は、静音設計のものを選びましょう。
・機能: 首振り機能やタイマー機能など、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
8. ハンディ扇
ハンディ扇風機は、小型で携帯性が高い点が魅力の扇風機です。重量200g前後と軽く、カバンに収納できるコンパクトサイズのものが多いため、外出先や移動中でも手軽に使用できます。通勤・通学時の電車内や、買い物時やデスクワーク時に取り出してすぐに涼めます。首掛けストラップ付きやスタンド内蔵タイプなら、手を使わずに涼めるのも利点です。
ハンディ扇風機を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・サイズ: カバンに収納できるコンパクトサイズのものを選びましょう。
・風量: 風量の強いものが欲しい場合は、DCモーター搭載のものを選びましょう。
・静音性: 静音性を重視する場合は、静音設計のものを選びましょう。
・機能: 携帯扇風機に水を霧状にして噴出するミスト機能が備わっているタイプやタイマー機能など、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。

9. 充電式扇風機
充電式扇風機は、コンセントに接続することなく使用できる扇風機です。内蔵バッテリーで駆動するため、屋外や停電時でも使用できます。充電式扇風機には、ハンディタイプ、卓上タイプ、首掛けタイプなど、様々な種類があります。
ハンディタイプは、小型で軽量なため、持ち運びに便利です。カバンに入れて持ち運んだり、首から下げたりして使用できます。
卓上タイプは、デスクやテーブルに置いて使用できます。首振り機能やタイマー機能など、様々な機能が搭載されているものもあります。首掛けタイプは、首に掛けて使用できる扇風機です。両手が空くので、作業や運動中に涼むことができます。
充電式扇風機を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・バッテリー容量: バッテリー容量が大きいほど、連続使用時間が長くなります。
・風量: 風量の強いものが欲しい場合は、DCモーター搭載のものを選びましょう。
・静音性: 静音性を重視する場合は、静音設計のものを選びましょう。
・機能: 首振り機能やタイマー機能など、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
9. 除湿機能付き扇風機
除湿機能付き扇風機は、扇風機の機能に加えて、除湿機能も備えた家電製品です。
除湿機能付き扇風機の仕組み
除湿機能付き扇風機には、主に2つの方式があります。
・デシカント方式: 空気中の水分を吸着剤で吸着し、除湿します。結露した水はタンクに回収されます。
・コンプレッサー方式: 冷却と温熱を繰り返すことで、空気中の水分を結露させ、除湿します。結露した水はタンクに回収されます。
除湿機能付き扇風機のメリット
・除湿と送風を同時にできる: 除湿機能付き扇風機を使えば、除湿と送風を同時にできるため、効率的に部屋を涼しく快適にすることができます。
・梅雨や夏場のジメジメ対策に効果的: 梅雨や夏場のジメジメした時期は、湿度が高く、不快指数が高くなります。除湿機能付き扇風機を使えば、湿度を下げて、快適な空間を作ることができます。
・衣類乾燥にも使える: 除湿機能付き扇風機は、衣類乾燥にも使うことができます。洗濯物を干した場所に設置すれば、洗濯物を早く乾燥させることができます。
除湿機能付き扇風機の選び方
除湿機能付き扇風機を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・除湿能力: 除湿能力は、除湿機の性能を表す指標です。除湿能力が高いほど、広い部屋を効率的に除湿することができます。
・風量: 風量は、扇風機の性能を表す指標です。風量が強いほど、広い部屋を涼しくすることができます。
・静音性: 静音性を重視する場合は、静音設計のものを選びましょう。
・機能: 首振り機能やタイマー機能など、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
11. 温風機能付き扇風機
温風機能付き扇風機は、扇風機の機能に加えて、温風機能も備えた家電製品です。夏は涼風、冬は温風と、1年中使えるため、近年人気が高まっています。
温風機能付き扇風機の仕組み
温風機能付き扇風機には、主に2つの方式があります。
・セラミックヒーター方式: セラミックヒーターで空気を温め、送風します。
・ニクロム線ヒーター方式: ニクロム線で空気を温め、送風します。
温風機能付き扇風機のメリット
・夏と冬に使える: 温風機能付き扇風機は、夏は涼風、冬は温風と、1年中使えるため、省スペースで省エネです。
・補助暖房として使える: 冬場の補助暖房として使うことができます。
・首振り機能で広い範囲を暖めることができる: 首振り機能付きの温風機能付き扇風機を選べば、広い範囲を暖めることができます。
温風機能付き扇風機の選び方
温風機能付き扇風機を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・暖房能力: 暖房能力は、温風機能付き扇風機の性能を表す指標です。暖房能力が高いほど、広い部屋を暖めることができます。
・風量: 風量は、扇風機の性能を表す指標です。風量が強いほど、広い部屋を涼しくすることができます。
・静音性: 静音性を重視する場合は、静音設計のものを選びましょう。
・機能: 首振り機能やタイマー機能など、必要な機能が搭載されているものを選びましょう。